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悩めるオープンイノベーション

社内でオープンイノベーションの重要性を説いていたら、「じゃーお前がやれ」と言われて試行錯誤しながら進めている中堅社員のブログ

関西メーカーの取り組み

一番初めの記事(http://open-innovation.hateblo.jp/entry/2017/03/05/161102)で、オープンイノベーションという単語自体は結構前からあるのに、その定義について改めて各社さんが最近周知しているということを書きました。

 

それと同じことかもしれませんが、各社さんオープンイノベーションセンターを作っているのもここ最近ですね。残念ながらうちの会社はまだですw

 

特に西日本のメーカーは活発にやっているような気がします。

 

うーん、そうそうたるところが動いてますね。私もダイキンさんのセンターに行ったことがあるのですが、入り口入って左手の階段に圧倒されてしまいましたw

 

日本企業にありがちなのはいわゆる箱物から入ってしまって実際は中身が全くない(うまく回っていない)ことが多いですが、ダイキンさんのセンターは半年で1万人が来て、アイデアがすごい集まっているという話を聞きますし、村田製作所さんは担当者のUさんがいろいろ仕掛けていることで有名ですし、非常にうまく回しているという印象があります。

 

村田製作所やGEに続け 「オープン」開発で成果 :日本経済新聞

 

各社がなぜどのようなフェーズでオープンイノベーションをやろうとしているのか明確化していることも大事なポイントですね。新規事業創出なのか、研究開発の加速化なのか。私は両方のフェーズで使えると思ってますので、両方に手を出しておりますが、上はなかなか納得してくれませんw

 

それぞれのフェーズで仲介業もすみわけができているのが面白いですね。新規事業創出だったらゼロワンブースターさん、crewwさん、トーマツベンチャーサポートなど、後者の研究開発の加速化だったらナインシグマさんなど。前回紹介したリバネスさんのL-RADは両方に使えそうな感じがしてます。

 

リバネスさんのL-RAD

本日のトピックは2月27日にプレスリリースされたリバネスさんの記事です。

 

 

リバネスさんは学生の教育などの会社だと思ってましたが、最近はオープンイノベーションも盛んにやっており、L-RADというプラットフォームを持っております。

 

このプラットフォームとは、科研費のような競争的研究資金の申請で不採択となったアイデアをメーカーが検索・閲覧することができるものです。非常に面白いです。

 

科研費などはわが母校のT大が半分くらいを持って行ってしまうと聞いたことがあり、明らかに大学フィルタなどがあると個人的に思ってます。そのため、せっかくのよいアイデアでももしかしたら大学名で不採用になってしまっているところもあるかもしれません。

 

リバネスさんはまさしくそこに目をつけており、不採用となったアイデアの中には産業応用的な視点で再評価することで、われわれのような企業にとって有用なアイデアが含まれている可能性があると考えこのようなプラットフォームを作ったようです。

 

すでに田辺三菱製薬株式会社、大塚製薬株式会社、株式会社J-TEKT、日本たばこ産業株式会社が会員に登録しているようです。

 

個人的にも試してみたいですが、やはりネックは費用対効果ですね。自分たちがやりたいこと、目指していることがある程度はっきりしていれば、自分たちだけで有望な先生を調査してコンタクトすることは可能ですので、その工数+結果以上に、L-RADで得られるものがどこまであるかですね。

 

ただ日本でオープンイノベーションがうまく進まない理由の一つとして、すぐに費用対効果で計ろうとするということは間違いなくあると思います。それで結局うだつの上がらない議論で会議が終始するといったことは日常茶飯事ですw。

 

そのためまずは少しやってみて実際にPDCAを回すことが重要だと思いますので、近々リバネスさんにコンタクトしてみようと思います。ただすぐにコンタクトするとこのブログの人とばれてしまうかもしれませんので、そこは期間を置きますw

 

 

そもそもオープンイノベーションとは

オープンイノベーションという言葉はもともと、ハーバード・ビジネス・スクールの助教授ヘンリーチェスブロウ(いまはカリフォルニア大学?)によって提唱された概念ですが、大学の先生が提唱した定義だけあって、理系の自分にはちんぷんかんぷんです。結構自分の周りでも、企業や人によって定義が違ってます。

 

そのためかネット検索してみても、各社自身の独自な定義がされていますね(特に仲介業者)。

 

ナインシグマさん

「オープンイノベーション」とは何か

 

ゼロワンブースターさん

 

NEDOさん(オープンイノベーション白書)

 

オープンイノベーションという単語自体は結構前からあるのに、これらの記事や白書が最近書かれているというのは興味深いですね。これには理由があると思います。

 

私を含めて最近急に会社からオープンイノベーションをやれと言われた人は多いと思います。それくらいオープンイノベーションという単語が新聞や媒体をにぎわせてますし、バズワード化してます。そのため、各社が自分たちがやっているオープンイノベーションということはこういうものだと周知しないとまとまりがつかなくなっているのではないでしょうか。

 

私の所属している会社のようにオープンイノベーションをやり始めている会社も増えておりますが、上に載せたようなナインシグマさんやゼロワンブースターさんなどの活動推進会社も増えてきており、最近は情報収集やセミナー参加で忙殺される毎日です。

 

そのためこのブログでは一日一回を目標に、私の備忘も兼ねて自分が気になったオープンイノベーションに関するニュースをピックアップしていきますので、よろしくお願いします。

 

特に自分のように会社の中でオープンイノベーションをやろうとしているがどのようにすればよいかわからないと悩んでいる方、ぜひ一緒に議論させてください!